コーヒーの給仕

ワインの給仕は一家のご主人の役目ですが、コーヒーの給仕はその家の奥様の役目になります。
食事が終わったとき、奥様がお客様をサロンにご案内し座っていただきます。お客様が食卓に座ったままでもいいという場合は、食器を片付けたりテーブルの上のごみを集めたりしなければなりませんが、水のグラスは置いたままにするといいです。

受け皿に載せたコーヒーカップとスプーンとコーヒーポットをすべてトレーに乗せておき、トレーを持って来て給仕します。
コーヒーカップをお客様の右側に置き、スプーンは受け皿の上の、コーヒーカップの右に置きます。砂糖は砂糖入れに入れておきます。
コーヒーを召し上がるお客様の前で受け皿に載せたカップにコーヒーを注いで、お客様に受け皿に載せたカップを渡します。
コーヒーの上品な飲み方は、左手で受け皿を持ちながら、右手でカップを持って両手で上に上がって飲みます。左ききのひとならこの逆になります。
コーヒー以外、カフェインレスコーヒー、紅茶、ハーブティーをおすすめします。紅茶とハーブティーはティーカップでお出しします。
お客様のカップが空になったら、お客様がおかわりをするかどうかたずねましょう。

この記事の作成で、難波由美子先生には非常に利益なご確認をいただきました。
心より感謝申し上げます。