ワインなどについて
ワインのエチケット
現在の会食では、2つ以上のワインが滅多に給仕されません。
食事の間に一家のご主人がワインを給仕します。
食事の間に一家のご主人がワインを給仕します。
ワインの選択 ポテージなど
冷えた水か軽い赤ワイン(ボージェレーワインなど)
フィッシュのスープなら、白ワインがいいでしょう。
フィッシュのスープなら、白ワインがいいでしょう。
サラダあるいはビネガーをかけてある料理
冷えた水
パテ、テリーヌなど
軽い赤ワイン
卵を主成分とするお料理
こくのある赤ワイン(ブルゴーニュワインなど)か甘口の白ワイン(ムスカデワインなど)
魚
甘口の白ワイン(ムスカデワインなど)
燻製にした魚であれば、こくのある白ワイン(リースリングワインなど)
辛いお料理(カレー、クスクスなど)
ロゼワイン
赤みの肉
こくのある赤ワイン
ソースで調味した鶏
白ワイン(リースリングワイン、サンセールワインなど)か軽い赤ワイン(ボージェレーワインなど)
ロースト鶏
ローストチキンか七面鳥なら、軽い赤ワイン(コート・デュ・ローヌなど)
鴨かガチョウなら、こくのある赤ワイン(サンテミリオンワイン、ブルゴーニュワインなど)
チーズ
こくのある赤ワイン
山羊乳製チーズなら甘口のフルーティな白ワイン
デザート
シャンパンか甘味のある白ワインか冷えた水
ワインの給仕の順番
赤ワインの前に甘口の白ワインを給仕します。
こくのあるワインの前に軽いワインを給仕します。
室温になじませたワインの前に冷たいワインを給仕します。
© CC by Christina Snyder
周囲の気温
白ワイン
冷たい(9〜12℃)
ロゼワイン
冷たい(6〜10℃)
ワインを冷やすために冷蔵庫の下部で保存します。あるいは、アイスペールに水を3分の2、氷を3分の1入れてから、ボトルを入れて冷やします。
© CC by Sami Keinanen
給仕する10~20分前
白ワイン
給仕する10分前
ワインは必ずそのワインと一緒に召し上がっていただくお料理をお出しする前に給仕しておきます。
ワインの注ぎ方
ワインを注ぐとき、ボトルの首を掴んだり、ボトルがグラスの縁に触たりしないようにします。
グラスの3分の2までワイン満たします。この後、ボトルの口からワインのしずくが落ちないように手首を少しひねるようにして、ボトルを一周の4分の1、回転させながらボトルの首を持ち上げます。
お客様に給仕する前に、一家のご主人は自分のグラスにワインを少し注いでワインの味見をします。
有名産地のワインであれば、ボトルの隣に栓を置いておいてもよいでしょう。
グラスの満たし方
お客様は、ワインが給仕されるときと、グラスを少し持ち上げてもいいですが、グラスを渡したり自分で自分のグラスにワインを注いだりしてはいけません。
ですから、一家のあるじはみんなのグラスにワインが入っているかどうか注意を払うことが必要です。6人以上のお客様の場合、一家のご主人は男性のお客様の一人に手伝ってもらうものいいでしょう。
半分ワインが残っているグラスにまた注ぎ足しては行けません。
ほかのワインが飲む時、自分のグラスのワインを飲み干すように一家のあるじがみんなに頼んでもいいです。
また給仕されたくないお客様がいれば、強要しないようにします。
また給仕されたくないお客様がいれば、強要しないようにします。
またお客様が渇きをいやせるように、テーブルの上に水がいつでもあることに注意を払うことが必要です。
© CC by titanium22
シャンパンのエチケット
食前酒としてシャンパンがいいです。
シャンパンが8~10℃になったら飲めます。
冷やすために、開ける数時間前に冷蔵庫の下部で保存します。急いでいても冷凍庫に入れないでください。
給仕の際、アイスペールに水を3分の2、氷を3分の1入れてから、ボトルを入れます。ボトルの中身がすべて水につかるようにします。
シャンパングラスにシャンパンを注ぐ際は、グラスの3分の2までに満たします。
コーヒーの給仕
ワインの給仕は一家のご主人の役目ですが、コーヒーの給仕はその家の奥様の役目になります。
© CC by tangi_bertin
食事が終わったとき、奥様がお客様をサロンにご案内し座っていただきます。お客様が食卓に座ったままでもいいという場合は、食器を片付けたりテーブルの上のごみを集めたりしなければなりませんが、水のグラスは置いたままにするといいです。
受け皿に載せたコーヒーカップとスプーンとコーヒーポットをすべてトレーに乗せておき、トレーを持って来て給仕します。
受け皿に載せたコーヒーカップとスプーンとコーヒーポットをすべてトレーに乗せておき、トレーを持って来て給仕します。
コーヒーカップをお客様の右側に置き、スプーンは受け皿の上の、コーヒーカップの右に置きます。砂糖は砂糖入れに入れておきます。
コーヒーを召し上がるお客様の前で受け皿に載せたカップにコーヒーを注いで、お客様に受け皿に載せたカップを渡します。
コーヒーの上品な飲み方は、左手で受け皿を持ちながら、右手でカップを持って両手で上に上がって飲みます。左ききのひとならこの逆になります。
コーヒー以外、カフェインレスコーヒー、紅茶、ハーブティーをおすすめします。紅茶とハーブティーはティーカップでお出しします。
お客様のカップが空になったら、お客様がおかわりをするかどうかたずねましょう。